X線(レントゲン)撮影時の条件や注意事項について教えてください。

まずX線(レントゲン)内部探査におきましては、対象物の裏面に撮影フィルムを設置する必要がございますので、撮影フィルムを設置することができない場合はX線(レントゲン)探査はできません。

またコンクリートの密度や躯体の厚みにより一概に言えませんが、躯体厚が300ミリまでは明確に分析可能です。躯体厚が300ミリを超える場合においては、放射時間を長くするなどしてX線(レントゲン)撮影を行いますが、内部構造の分析が難しい場合、当社ではRCレーダー探査をお勧めしております。

なお、作業時にはX線発生装置の半径5メートルを立入禁止区域とさせて頂きますが、退避が必要となるX線(レントゲン)の放射時間はおおむね、躯体厚が200ミリ以下で約10秒、300mm程度で約2~3分程度となっております。

作業時には必ず、国家資格である「エックス線作業主任者」有資格者が万全の安全を確保した上行いますが、朝礼等での事前周知や作業時の一時退避のご協力をお願いいたします。

その他につきましても、ぜひ一度X線(レントゲン)内部探査のページをご確認ください。

また、弊社の各種サービス紹介ページは以下のリンクからご覧ください

Categories: X線(レントゲン)内部探査, 非破壊検査